不動産売却

不動産所有者必見!相続した不動産の売却時の注意点と手続!

相続した不動産を売却する際の注意点と手続について、お話します!

相続した不動産を放置した場合のデメリット

不動産は所有しているだけで、固定資産税がかかります。
固定資産税は、固定資産税評価額×1.4%で計算されます。
そのため、固定資産税評価額1億円の不動産を所有している場合、年間で1億円×1.4%=140万円の固定資産税が、かかります。

また、不動産の価格は年数を経るに、価値が下落していくので、希望価格で売却がしにくくなります。
よって、可能であれば、不動産を相続したら早い段階で売却の手続きを行うべきでしょう。

相続登記の手続き

相続によって取得した不動産を売却する場合には、名義変更のための相続登記が必要になります。
相続登記の手続きは自分で行うことも可能です。

ただし、不動産売却後に、税金の申告など面倒な手続きが必要になりますので、相続登記は司法書士、不動産売却の申告は税理士などの専門家に依頼したほうがよいでしょう。

不動産売却の流れ

不動産売却までの流れは自分で考えて、行動しなければなりません。
まずは、不動産の売却価格の相場を把握します。
次に、登記証や物件の権利書などの不動産の物件資料を用意します。
そして、不動産に売却価格の査定を依頼します。
この際に、あらかじめ不動産のサイトで売却の査定を行っているので、検索と見積りを行うとよいでしょう。

自分の希望に見合う価格を提示する不動産屋と媒介契約を締結します。
売買条件に見合う購入希望者が出て来たら、交渉に入ります。
交渉で売買が成立したら、不動産屋を経由して、物件を引き渡します。

まとめ

不動産は、人が住むことで価値を生みます。
利用する予定がない不動産が高く売れる段階で早めに処分するべきでしょう。
また、不動産を譲渡した場合、譲渡所得が発生し、所得税の確定申告が必要になります。
よって、税理士などの専門家に相談することも検討しておくべきでしょう。