誰でも分かる!根抵当権って何?
抵当権は分かるけど、根抵当権って何?という方も多いでしょう。
本記事では、抵当権から根抵当権の基礎まで説明致します!
抵当権とは
根抵当権を説明する前に、まず抵当権とは何かを説明します。
抵当権とは、分かりやすく言うと、AさんがBさんにお金を貸す際に、Bさんの家などを担保に入れて、もしBさんがお金を返せなかったら、Aさんが家をもらい売る。といったものです。
この仕組み自体を、抵当権と呼びます。
根底当権について
では、根抵当権について詳しくみていきましょう。
先ほどの抵当権では、1回のやりとりに対して1つの担保で、借りる金額も決まっています。
ですので、もしBさんがAさんからプラスαでお金を借りたいと思ったら、また何か担保に入れて借りなければいけません。
一方、根抵当権は、先にいくらまでなら1つの担保で何回でも借りてよいと決めてしまうものなのです。
具体的に言うと、AさんがBさんに数回に渡って高いお金を貸す場合があるとして、お金を貸す度に抵当権を設定していては面倒ですよね。
そういった時に、上限額5000万円までなら、1つの担保で何度でもお金を貸しますよ。というのが、根抵当権になります。
ちなみに、ここでいう上限額5000万円を極度額といいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
抵当権は1回のやりとり、根抵当権は設定した金額の中なら何度でもやりとりが出来ると覚えても良いでしょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。